街コンで期待し過ぎはNG

街コンに参加する際、「絶対恋人を作ってやる」と鼻息を荒くさせている方もいるのでは？
ご期待される通り、街コンは出会いの場です。
しかし、必ずしもそれが恋愛につながる出会いの場だとは限りません。
アンケートによると、女性は35，6％、男性は26，3％が友達作りも兼ねて
街コンに参加していることが明らかとなっています。

そうなると、男女の気持ちのベクトルがズレてしまうということも起きてしまいます。
自分だけが浮かれていて、ガッカリ街コンになってしまったという悲惨な結果に
ならない為には、どのようなことに注意すればいいのでしょうか。

第一に言えるのは、期待を抱き過ぎないことです。
一対一の関係ではありませんが、街コンも一種のお見合いのようなものです。
諸事情により断れないお見合いでない限り、自分に合わないと感じれば
断ることが可能ですし、理想の相手に出会えるまで何度お見合いをしてもいいのです。
「数打ちゃ当たる」というのは、少しデリカシーに欠ける表現かもしれませんが、
場をこなして慣れる必要もあるのではないでしょうか。
それに、あまり期待していなかったのに「この人いいかも！？」という人に出会えた時、
嬉しさが倍増するというメリットもあります。

女性ならば、最低限の身だしなみを整えることは、普段からできていることでしょう。
身だしなみと言っても、まるで結婚式に参列するようなドレッシーな格好をしていけと
いうわけではありません。ほつれやシワ・シミのない服を着て、
汚れていない鞄や靴を履く。髪に櫛を通すなり、まとめるなりして、きちんと化粧をする。
これだけのことですので、特段難しいことではありません。

街コンの傾向からすると、男性の方が「出会いの場なのに何故そんなに
清潔感がない格好？」と思うような人が多いそうです。
異性との会話に慣れていないと、話しに詰まり沈黙が続く、
などと気まずい経験をしたことのある方もいるのでは？
おしゃべりが苦手な方が、とりあえずいってしまいがちな言葉が
「暑いですね」「寒いですね」といったような、気候に関する感想です。
主に商談などのビジネスの場では「こう暑いとゴルフもできません、ハッハッハ」などと
繋げられるのですが、街コンの場となると、
サラリーマン同士の会話とは違います。

暑い、寒い、などの気候の話は「暑い＝だるい」というような
マイナスイメージになってしまいますし、「暑いですね」「「そうですね」といったように
ただの共感で会話が完結してしまいます。そこで使いたい技が、
気候のデメリットをメリットに変える作戦です。
「気温が高ければ高いほどビールがおいしいよね」
「冬の寒い日、こたつの中でアイスを食べるのって幸せだね」など、
気候を逆手にとって会話を続けてみてください。

街コンだからといって、必要以上に気張る必要はありません。
そもそも、街コンの特徴は気軽に参加できる雰囲気だったはずです。
異性と接することに慣れていない人も、まずは練習と思って、
気張らずに参加してみてはいかがでしょうか！？